日本に住む方へ届けたい安心の和牛ボーンブロス
こんにちは!
ボーンブロス研究家の諸江栄美です。
健康的な和牛である、哲多和牛牧場で作られた「千屋牛」でお作りしたボーンブロス
「ボーンブロス・千屋」お届けしています。
ボーンブロスの滋養の力に魅了された私は
より安心できるボーンブロスが作りたくて、牧場探しから始めました。
今回リリースしている「ボーンブロス・千屋」について
「ボーンブロス・千屋」の原料となっているのは、哲多和牛牧場で飼育される「千屋牛」です。
千屋牛は生まれてから9ヶ月頃までの育成期(出荷されるまでの1/3の時間)を親牛と放牧地で過ごし、牧草を食べます。
育成期をすぎますと、牧草、エコフィード(おから、酒粕、キノコの培地など)、熊笹などを食べて体を大きく成長させます(肥育期)。
もう少し踏み込んだお話をしますと、「ボーンブロス・八雲」の牛は、「F1種」といって雑種です。和牛とフランスのサレール種という外国種の遺伝子を掛け合わせた雑種になります。
外国種の牛は、草だけで大きく体を成長させる事が出来るのですが(短期間で大きくなるが、肉質は硬い)
和牛の血統を持つ牛は、草だけでは大きくならない遺伝子を持っているのです。
牛肉は重さで取引されますので、畜産業界ではより大きな(肥えた)牛が高評価に繋がるのが現状です。
ただ「肥えた牛づくり」だけを追い求めると
輸入飼料や穀物だけで肥らせて不健康な牛が出来上がります。
近江牛や松坂牛など、サシが入った和牛が、日本では高評価である事は良くご存知であると思いますが、それらの牛たちにとっては、健康的ではないのです。
また、人にとっても不自然に肥らせた牛肉が、健康的であるとは言えません。
哲多和牛牧場で育てられる千屋牛は、育成期を健康的な牧草で過ごし、また肥育期も選び抜いた飼料で健康的に育ちます。
国土の狭い日本では、生まれてから出荷までの全ての期間を牧草地で過ごす完全放牧は殆ど難しく(八雲は例外)、
また「和牛」の血統を持つ牛たちを草だけで育てて市場に送り込むというのも難しいのです。
「和牛」の血統を持つ牛たちの飼育方法として、
市場にとっても
人の健康にとっても
牛たちの健康にとっても
美味しさの面から見ても
最善の育てられ方をしている牛が千屋牛です。
なお、千屋牛は岡山県にある複数の牧場で出荷されていますが、
このような育てられ方(育成期の親子放牧や肥育期の選び抜いた飼料)をされている千屋牛は、
哲多和牛牧場の千屋牛のみです。
モネイシンなどのホルモン剤も使用していません。
牧場を訪問し、安心できる牛たちだと思い、是非ボーンブロスを作らせていただきたいなと思いました。
そして、この度それを叶える事ができました。
ボーンブロス研究家の諸江栄美でした!