bone broth

出会ってしまった責任

こんにちは!

「ボーンブロス・八雲」のもろええみです!

誠にありがたい事に、11月8日に開催される日本産肉研究会のシンポジウムにて、ご講演をさせていただく事になりました。

シンポジウムのテーマは「家畜の福祉と牛肉生産」

つまり、「アニマルウェルフェア」についてのお話となります。

さてさて、この記事を読んでくださっているあなたは、「アニマルウェルフェア」という言葉を聞いた事はありますか?

数ヶ月前に所ジョージさんの番組にて大きく取り上げられていたので、それがきっかけでご存知になった方もいらっしゃるかもしれません。

アニマルウェルフェアとは、直訳すると「動物福祉」となるのですが、ちょっとイメージがしづらいですよね。

動物たちがどの様な飼育環境下におかれているか?

その動物が、その動物らしく生涯を全うできているか?

に着目した考え方なのですが、すでに日本でも基準が定められています。

欧米諸国ではアニマルウェルフェアの考え方が当たり前に浸透していて、先進国であるはずの日本はかなり遅れをとっています。

ボーンブロス・八雲の生産牧場はアニマルウェルフェアの基準を(日本ではまだ珍しく)クリアーしており、

それは私が生産牧場を訪れて、とても心を打たれ、そして心から惚れ込んだ点でもあります。

生産牧場に訪れる前、単に「牧草牛だから」「人の栄養に良いから」「悪い飼料を食べた牛さん達じゃないから」という理由だけで伺うつもりでした。

しかし、実際に牧場を訪れて大自然を目の当たりにし、人間の事しか考えてこなかった、そういう自分のココロが恥ずかしくなった時がありました。

生産牧場の牛さん達は周りの河川などの環境を汚染せず(近くの河川では鮭の遡上がみられます^^)、

自らの排泄物をも生産サイクルの一部にし、ふっかふかのリッチな堆肥(土)を生み出し、

微生物レベルで環境すべてを循環させながら、ただ幸せそうに当たり前に生きています。

実際に牧場へ足を踏み入れる事で、生産牧場の牛でつくったボーンブロスの美味しさの根拠を知る事になったのです。

自然の摂理通りに育ったものは、味も弾けるように良いですし、

生きてる時に幸せだったんだろうなという事を想像できます。

「ボーンブロス・八雲」をお届けする一人一人の皆様に、これらの背景や事実をもっと知ってほしいなと思うようになりました。

また、せっかく原料はすばらしいのに、製品化をするときに人が不自然な添加や加工をしては元も子もありません。

なるだけ、原料の牛さんの素晴らしさを引き出す事ができる様に「ボーンブロス・八雲」を完成させたいという思いが、より一層強まりました。

出会ってしまった私には責任があるし、中途半端なモノづくりは絶対にしたくない。

なんだか、牧場で大自然と約束を交わした気持ちになったのでした。

そして、いよいよ皆様へ「ボーンブロス・八雲」をお届けできる事になりました。
「ボーンブロス・八雲」現在先行予約を受け付け中です。

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現代は誰もが情報発信をする事が簡単になり、そして個人が選択する事が可能な時代になりました。

つまり、ある程度食のリテラシーを上げられる環境下に私たちは居るという事です。

私は、「ボーンブロス・八雲」の販売を通じて、

自ら考えて、そして選択できる人が増えていけば嬉しなと思っています。

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