レシピ

聖護院かぶとボーンブロス

こんにちは!
「ボーンブロス・八雲」の諸江栄美(もろえ えみ)です!

初めての方へ・・・ボーンブロスってなに?   「bone(骨)」+「broth(出汁)」でボーンブロス。鶏や牛などの骨からとった出汁のことを言います。長時間煮込むことで、骨や軟骨に含まれるコラーゲン、カルシウムなどの有効成分が溶け出し、美肌や美髪、アンチエイジングを助けるスープとして、現在西洋では広く認知されています。このサイトは日本に住むあなたへ、北海道産の牧草牛で作った「ボーンブロス・八雲」を始め、ボーンブロスを自宅で用意する事から始まる、豊かなライフスタイルを提案しています。

今回はボーンブロスを活用したレシピをお届けしますよ^^

素材は、農家さんから届いたこちらのお野菜たちっ
じゃじゃーん!

左から、紅芯大根、聖護院かぶ、紅しぐれ大根、日野菜かぶ

これらの野菜は、昔ながらの「固定種」と分類されるお野菜です。

「固定種」とは、その野菜が過去何世代にもわたり、種を残し続けてきたお野菜たちの事。
うーむ、ちょっと説明がヘタですね。
今出回っているほとんどのお野菜・果物などの作物は、「F1種」と分類されるもので、農家さんが種をよそから仕入れてきて、毎年新たに種まきが必要な作物たち。つまり、1世代しか作ることのできないお野菜たちです。

それに対し「固定種」と分類される作物たちは、その野菜に含まれる「種」を次の世代につなぐ事ができる、昔ながらのより自然な作物たちです。

「F1種」は70年代の農業革命の時に人が改良した種。特徴としては、たとえば大根だったら、同じサイズの大根が同じ時期に揃ってできるので、流通しやすい。しかし味は劣り、その大根からは美味しい子供が生まれない。
「固定種」は一つの畑から同じ大根が採れても、1つひとつに個体差があり、大きいものもあれば小さいものもある。採れる時期もバラバラで流通しにくいけれども、味は抜群に良い!という特徴があります。

もっと詳しく知りたい方は、野口勲先生のご著書「タネが危ない」を読んでみてくださいね〜^^

今回は「固定種」の聖護院かぶを使ったボーンブロスのポタージュのレシピをお届けします^^

聖護院かぶと大根のポタージュ白味噌仕立て

【材料】(4人前)
聖護院かぶ・・・1個(葉も大事に使います)
大根・・・・・・50g
玉ねぎ・・・・・1/4個
バター・・・・・・15g
ボーンブロス・・500ml
牛乳・・・・・・100ml
白味噌・・・・・大さじ2

【作り方】

  1. 玉ねぎはみじん切りにします。カブと大根は火が通りやすいよう一口大より小さめに切ります。(農薬を使っている場合は、皮をむくこと)
  2. 鍋を中火に熱しバターをひいて玉ねぎを炒めます。
  3. 玉ねぎが透き通ってきたらかぶと大根を入れ、少ししんなりしたらボーンブロスを入れて強火に。沸騰したら中火にして具材が柔らかくなるまで10分程煮込みます。

5. 火から下ろし、粗熱が取れたらミキサーにかけ・・

滑らかになるまで回します。

とろーり

6. 滑らかになったら再び鍋に戻し、中火でひと煮立ちさせ、火を止めて白みそを溶かし入れます。

7. 牛乳を加えて弱火。木べらで混ぜながら沸騰する直前で火から下ろします

スープは完成

8.トッピングを作ります。(無農薬であれば)聖護院かぶの葉を洗い、みじん切りにして、器に移したスープの上にトッピングします。

完成!

くるみものせてみました^^
葉っぱは最初、オリーブオイルでさっと炒めようかと思っていましたが、千切って一口食べてみると、その美味しさにびっくり!
少しでも酸化させるのが勿体無く、生のままいただきました^^
固定種の野菜は、パンチがありますね〜。味が濃くて、すごい!

いろんな野菜とボーンブロスのマリアージュ。最高!!
かぶの美味しい季節です。ぜひぜひ、作ってみてくださいね^^

ハッピーボーンブロス!!!!

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